裁判傍聴記録①
世間がポケモンGOで賑わい、日比谷公園がポケモンハンターで賑わっているのを横目に、1年ぶりくらいに裁判傍聴に行ってきました。
言うても裁判傍聴は5回目くらいなので、まだまだビギナーでありますが、ここまでの経験を踏まえ、また自分の備忘録用として色々情報を書いていこうと思います。
ランニング記事も途中なのにいきなりシフトチェンジしてすみません。
ブログを書くタイミングは完全に気まぐれです。
まあ同時並行ということで一つお願いします。
あと、基本的な内容は「裁判 傍聴」で検索すれば色々情報が出てくるので、ぶっちゃけそっちの方が内容的に充実してるので、あくまで自分の記録用として書いていきます。
【裁判のほとんどが退屈】
とりあえず言えることは、テレビドラマとかであるようなやりとりを期待しちゃいけないってことですね。
当たりの裁判に出会えることはほとんどないです。
ほとんどの裁判が、失礼ですけど退屈です。
当人にしてみりゃそれどころじゃないんですけど、事件の経緯で甲何号証だ乙何号証だ細かくだらだら喋ってるだけで、疲れてる体で行くと完全に子守歌です。
というか疲れてるのに行くなっていうね。
中には「お、これは」っていうのもありますけど、それは入り口にある裁判の内容が書いてある紙からじゃわからないので、完全に自分のカンです。
一度、傍聴券が必要なやつに行ったことがありますが、退屈すぎて途中で退席しました。
【午前からがお勧め】
これは主観ですが、重要な事件とか興味がそそられる事件は午前中に裁判が行われることが多いです。
また、午前10時~12時、中には13時までやるようなものもあり、たぶんそういうのは大きい事件か、または一気に判決までいくので一通り見ることができる事件なのでしょう。
12時からは皆さん昼休憩なので、午後から行くのもありですが、個人的な感想としては午前から行く方がいいと思います。
早起きもできるし。
疲れて途中で帰っても夕方前に帰れるし。
【行くのは地裁?高裁?最高裁?】
これに関しては、やっぱ地裁が(内容的に)入りやすいんでしょうね。
というか地裁しか行ったことない。
玄人になると高裁とか行くんでしょうけど、まだまだビギナーなので地裁を攻めてます。
【民事?刑事?】
これはやはり刑事でしょう。
中に入れば、今日の公判内容が見られる紙が民事・刑事とわかれておいてあるのですが、内容的にやっぱ刑事の方がわかりやすいものが多いです。
民事は何かちょっとパッとしないというか、盛り上がりに欠けそうというか(失礼)
あと、当人たちが居なくて弁護士VS弁護士だけで淡々と進むという話も聞きますので、やはり刑事に行くのがいいでしょう。
【新件?審理?判決】
某ブログでは「新件」をお勧めしています。
これは否定しませんが、賛成もしない感じですかね。
確かに審理は途中から始まるので、事件の経緯とかは弁護士・検事・裁判官共に理解してる上で話が進んでるので、話している内容からどんな事件なのか推測しなければなりません。
しかし、新件は新件で、事件の概要と求刑だけ話して終わりになることも少なくありません。
期待するような検事と弁護士と裁判官と被告人のやりとりが全くないまま終わることもあります。
また、判決はその名のとおり判決なので、裁判官が判決文だけ伝えて終わることも多いです。というかそれがほとんど。主文だけ読んで、内容はさらっと読んで終わったり。被告人が号泣してわめくようなことは滅多にないです。
ただ、ここは事件の締めくくりなので、ちょっと空いた時間に聞く分にはお勧めです。
【やっぱりペンとメモ】
私は裁判傍聴日記みたいのは書かないので、今までペンとメモは持っていかなかったのですが、最近やっぱり持ってった方が便利ということに気付きました。
入口にある、今日の公判が書いてある紙を見て一日のスケジュールを決め、スマホにメモしているのですが、スマホだと数字と仮名交じりの文字打つのに時間かかるんですよね。
殴り書きでもいいので、紙にメモした方が後から書き加えられるし良い。
気付いたこととかメモできるし。
次回から持っていこうと思います。
【行くと決めたらHPをチェック】
この日は裁判傍聴に行こう、決めた場合、前もって裁判所のHPをチェックしておくとよいでしょう。
無い日ももちろんありますが、行く日によっては傍聴券が必要な公判がある場合があります。
ほとんどが午前中に抽選(ただし民事は午後もある)なので、行くと決めた日に傍聴券の物があったら、それをめがけて行くのがいいかもしれません。
特に東京の場合、有名な事件かもしれないし。
もちろん抽選に外れることもあるので、それに外れたらどの公判に行くか、それも考えてスケジュールを組むといいでしょうね。
また、これは最近知ったのですが、裁判員裁判が何日のどの法廷で第何回目なのかがHPに書いてあります。
私自身、実は裁判員裁判のものは傍聴したことが無いのですが、裁判員裁判はほとんどが大きい事件だし、裁判員は一般市民なので、わかりやすい言葉で話が進められることが多いようです。
ただ、第5回目公判とか結構長く続くものもあるみたいなので、やはり最初は第1回目のものを見るのがいいのでしょうね。
【まとめ】
・裁判の大半は退屈、当たればラッキーくらいの勢いで行く
・行くなら午前からがベター
・最初は地裁から
・民事より断然刑事
・新件≧審理=判決。ただし好み。判決は空き時間にでも。
・ペンとメモは便利
・HPをチェック
こんなところでしょうか。
またちょっとずつ書いていきます。
ランニング記事と同じく挫折するかも。